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初心者でも分かる! SEO対策の仕組み、上位表示のポイント

初心者でも分かる! SEO対策の仕組み、上位表示のポイント

検索順位が重要な理由

そもそも、なぜWebサイトの上位表示が重要なのでしょうか。それはいくら質の高いコンテンツを作っても、検索順位が上がらなければユーザーに見てもらえないからです。検索した時、次のページまで検索結果を見る人はほぼいません。

seoClarity(SEOクラリティ)が公開した、日本の2021年11月の検索順位別クリック率データ(日本)を見ても、10位のクリック率はわずか1.3%で、検索順位1位とは10倍もの違いがあります。だかららこそWebサイトを運営する上で検索順位を意識することはとても重要です。

2021年11月の検索中位とクリック率の表
データ引用元:seoClarity(SEOクラリティ)

SEO対策とは

検索順位を上げる対策をSEO対策(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)といい、広告と違い膨大なお金をかけたとしても必ず上位表示されるものではなく、対策をしたからといって必ずしもWebサイトに大きな影響があるものとも言えません。

検索アルゴリズムの順位決定要素はキーワードやコンテンツの質などだけでなく、サイト設計や被リンクなど、様々な要素が重なり合っており、小手先のテクニックだけで通用するものではありません。

企業価値と同じように、Webサイトも価値あるものにするためには大切に育てていくことが上位表示へと繋がり、結果として強いSEOパワーを持つようになります。

とはいえある程度のノウハウは必要です。なぜなら、巷に転がる情報のSEO対策だけでは通用せず、検索表示の警告やペナルティに引っかかる危険があるからです。ペナルティの対象とされると検索順位を大幅に下げられたり、検索結果に表示されなくなる危険性があります。

このような検索順位を決める仕組みを理解した上で、Webサイトの改善を繰り返すことが大切です。

Google検索アルゴリズムの進化

グーグルアナリティクスを検索するスマートフォン画面

例えば昔は、動的URLやJavascriptなどが認識されにくい問題もありましたが、今はほとんど解消されています。現在の検索エンジンは、従来の検索エンジンと比べると能力が大幅に上昇しており、言葉の意味やWebサイト内容をかしこく解釈できるようになっています。

また現在は「RankBrain」と呼ばれる機械学習のアルゴリズムが追加された事で、表記違いや語順などを意識する必要がなくなりました。このようにGoogleの進化とともに検索アルゴリズムも追加・アップデートを繰り返し、内容や判定基準も常に変化し続けています。

デバイスの変化で日常的にいつでもどこでも検索可能になった

スマートフォンを操作する様子

ユーザーのスマートフォン保有率向上とともに、検索エンジンの利用デバイスもスマートフォンが中心になってきました。実はここ数年、Googleが重視する項目やアップデートの多くはスマートフォンに関係したものとなっています。

それだけでなく、タブレットやパワフルになったノートパソコンなど、私たちがインターネットにアクセスできるデバイスは多様化し、どこにでも持ち運び、手軽に情報を手に入れられるようになりました。

そんな現代の検索で重要なのが、ユーザーが「何かをしたい、何か欲しい」と思ったときに近くのデバイスで検索する行動や瞬間です。これを「マイクロモーメント」と呼びます。「知りたい瞬間」「行きたい瞬間」「やりたい瞬間」「買いたい瞬間」という4つに分類したもので2015年にGoogleが提唱しました。

このマイクロモーメントをキャッチするためには、ユーザーの欲しい情報がそこにあると認識してもらうことが重要です。そのためには、どんなデバイスで見ても綺麗に見えることが必須になります。

さらに、これまで以上にわかりやすく簡単な操作性、欲しい情報にすぐにアクセスできる動線が必要となり、そのことからレスポンシブ対応の可否がSEOにも大きく関わっているのです。

ユーザーの目的に合った質の高いサイトを制作する

スマートフォンサイトのデザイン考案図

デバイスの多様性に対した対策の他にもSEOに重要なのが「コンテンツの質」です。質を高めるには検索意図を満たし、ユーザーにとって役立つ情報を発信し続けることが大切になります。

その上でまず、注意したいので検索結果に表示される「title」と「description」です。

ユーザーは、検索結果に表示された各サイトの「title」と「description」で欲しい情報がそのサイトにあるかないかを判断します。そのため、検索結果の1ページ目に載っていても「title」と「description」が検索意図とマッチしていなければ、クリックすらされずユーザーを逃すことになります。

SEOにおいて「検索順位が高い=コンバージョンが良い」という訳ではありませんが、検索結果に上位表示されてもクリックされなければ、それは機会損失となり、早急に見直す必要があります。

次に、最も重要なコンテンツの中身です。

ユーザーの目的にマッチする内容であることはもちろん、最新のGoogle検索アルゴリズムに適応したコンテンツである必要があります。いくらボリュームのあるコンテンツを用意しても、ユーザーの目的に合わない質の低いページはGoogleからも評価されずに、さらにはユーザー離れの原因になります。

そうならないよう、最新の検索アルゴリズムを把握しユーザー目線でコンテンツを作っていくことがSEO的にユーザー的にも質の高いサイトへの一歩となります。

まとめ

SEO対策は、正しくWebサイトを設計をして中長期的に継続るれば必ず結果は出てきます。さらに継続的に続けることで、企業のブランド価値や信頼度を高めてくれたり、見込み顧客や新規顧客の獲得にも役立ってくれます。

  • 検索順位を決める仕組みを理解した上で、Webサイトの改善を繰り返すことが大切
  • SEO対策をしたからといってすぐに効果が出たり、必ず上位表示されるものではない。
  • SEO対策が必要なのは、検索順位が1位と10位ではクリック率が10倍も違うから。
  • 上位表示のポイントは、多様化するデバイスに対応し、ユーザーが求める質の高いコンテンツを作り続けること。

せっかく作ったWebサイトも使わなければ意味がありません。なぜ上位表示が重要なのか、そのためのSEO対策はどうするべきなのか、ぜひ一度Webサイトの運用を見直してみて下さい。

どこから手をつけたらいいのかわからないという方は、お気軽にお問い合わせください。

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