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今年も開催!2024年のジャパンフェアは?!

今年も開催!2024年のジャパンフェアは?!

サワディカア。日本の皆さんいかがお過ごしですか?
タイは1年の中で4月が最も暑い時期です。私は毎日汗だらだらになりながらも、なんとか生きています。

去年もこちらのブログで紹介させてもらいました「ジャパンフェア」が今年も開催されました。そして今回も偶然立ち寄ることができました。
去年と比べてパワーアップしている部分もあり見ていて楽しめつつも、相変わらずのタイらしさがありツッコミどころも満載でした。

今回はそんなイベントの様子をお届けします!

「駅で待ち合わせ」の日本文化を再現

再現された地下鉄「大阪駅」で待ち合わせする人たちの風景

前回同様ショッピングモール正面入口から入るとメインの広場で大きく開催しているのがこのジャパンフェア。
入ってすぐ目に入るのがなななんと!まさかの地下鉄「大阪駅」。本物ってこういう感じだったっけ?この感じは東京の地下鉄のイメージですが大阪もこの雰囲気なんでしょうか?

それに加えて、よく見ると駅の看板に「日本いいえ」「おはよう大阪」の文字が。
おはよう大阪はなんだか、逆に採用したくなるくらい爽やかでいいね!と思いつつも、「日本いいえ」っておもしろすぎませんか?これがタイの日本語クオリティです。細かいことは気にしないで、雰囲気こんな感じでしょ!というタイらしさがとってもチャーミンですね。

ここはインスタ映えスポットとなっていて、学生さんや子供連れの方々が撮影を楽しんでいました。

実はこのような日本の地下鉄駅デザインは、タイの他の地域でも見たことがあります。
おそらく誰も待ち合わせに使っていないようでしたが、これがタイ人のイメージする日本であり、日本文化を感じさせる象徴的なものなのでしょう。

そして何より重要なのは「大阪」ということ。大阪はタイだけならず外国の方々にとって人気の都市なんです。タイの暮らしでいろんな国の旅行者や移住者に会うことがありますが、たいていの外国人は「大阪に行ったことある」または「大阪・京都に行きたい」という声は少なくありません。

日本に旅行へ行ったことがあるタイ人はだいたい大阪からはじまって東北、そして関東エリアへと足を運び日本旅のリピーターになっていくのです。
ということで日本と言ったら大阪といってもいいくらい有名な都市なので、大阪駅であることもその人気を現していますね。
ちなみにこの「大阪駅」は、去年はなかったので見ていてワクワクしました。

今回の屋台ラインナップは?

ジャパンフェアに出ている日本食はどんなのがあるのかしら?そんな風に思う方がきっといらっしゃるはずです。

ここがまたタイのユーモア溢れるところ。看板でたこ焼き、寿司、日本酒などと書いてあってもお店は全くの別物。わりといつも出店しているようなお店の顔ぶれなんです。
お店のラインナップは日本とは全然関係ない雑貨、アクセサリー、洋服屋、キムチ屋さん等。

赤と白の提灯でにぎわう黄色い看板のお店は見ての通りパン屋さんです。このお店は今回のイベント以外にもここに出店していることがあります。甘い物好きのタイ人に人気のパン屋さんです。

その横にある緑のお店はMILOのドリンクショップ。
日本ではあまり馴染みなさそうなMILOですが、タイではかなり目立った存在です。ドリンクはもちろんMILOのアイスキャンディーも必ずセブンイレブンにあって、私もよく買います。

赤と白の提灯でにぎわうパン屋さんとMILOのドリンクショップの風景

お次はお寿司屋台です。

屋台に並ぶたくさんのお寿司(約300貫)

お寿司屋台はタイでは普通の光景です。日本人からしたら、こんな風に提供されているのは驚きかもしれませんね。この寿司を1つ1つ自由にチョイスして購入するのが、タイのテイクアウト寿司スタイルです。
ただ、残念なことにこういう屋台のお寿司は酢飯じゃないんです。一度食べて酢飯じゃない衝撃を受けた私はそれ以降購入していません。

そして、今回のイベントに沿った日本の屋台をイメージしたラーメン屋さんを発見!
カウンターでラーメンをすするタイのお客様たち。雰囲気が素敵ですね。

カウンターでラーメンをすするタイのお客様たちの風景

ラーメン屋台の手前に並ぶ即席ラーメンはタイでは定番の「出前一丁」シリーズ。種類が豊富で全部で6種類くらいあり、定番のしょうゆ・みそ・とんこつに加えカレー味などもあります。

なかなか近所のスーパーで日系の即席ラーメンがないので、この出前一丁にはかなりお世話になっています。
麺は日本ほどのクオリティに届かないまでも、スープがかなり日本の味を再現していてタイ滞在中、ラーメンが恋しくなった方におすすめです。

食より空間の提供がジャパンフェア

去年と今年のジャパンフェアを訪れて感じることは、この空間を日本にすることに力を入れているということです。
音楽もアニソンが爆音で流されていて、あちこちに桜と提灯でお祭りの雰囲気が味わえます。

壁に羅列した提灯を背景に満開の桜の下にある赤い橋と鳥居の風景

買い物に疲れたお客様が日本の空間に包まれながら休憩をしていたり、それぞれの楽しみ方を見ていて感じます。

小さなところにも、タイの感じる日本があったりして、見ていてワクワクそしてクスッとしてしまいます。

日本の道路をイメージした床(左)と屋台を上から見た風景(右)

そしてこのイベントは2週間で終了します。
そのあとは、また通常の営業にもどってこんな風にガラッと変わります。

通常営業時のタイの屋台風景

この変化を知っているからこそ、短い期間開催されるジャパンフェアのためのあらゆる工夫やユニークな表現に感激してしまう私です。

今回は大阪色が強く出ていたジャパンフェアでしたが、きっとこの先日本の観光がどんどん盛り上がっていくにつれて、違った日本の魅力がタイ人に伝わっていくでしょう。

それに伴ってこのイベントで表現されている今の旬なジャパンが変化していくのを、今後も楽しみに見守っていきたいと思います。

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