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インターネット広告とは?種類豊富なインターネット広告の特徴を見極めて使いこなそう!

インターネット広告とは?種類豊富なインターネット広告の特徴を見極めて使いこなそう!

広告といえばテレビ・ラジオ・新聞・雑誌(いわゆる4マス)という時代を経て、近年ではスマートフォンの普及や配信の手軽さなどから、インターネット広告が主流になりつつあります。

インターネット広告には「低予算から始められる」「ターゲットを絞った配信ができる」「効果検証がしやすい」などのさまざまなメリットがあります。その一方で、種類が細分化されており、それぞれの広告によって用途が違ったりと、意外と使いこなすのが難しいという面もあります。

せっかく広告を利用するのであれば、自社の商品・サービスの魅力を最大限アピールできるような使い方をしていきたいですよね。そこで今回は、インターネット広告の種類、そしてそれぞれの広告がどういった目的に適しているのかを紹介していきます。

インターネット広告の出稿を考えている方、今も出稿しているけれどうまくいっていない方はぜひ参考にしていただければと思います!

インターネット広告の主な種類

主な種類は以下の5つです。これ以外にもさまざまなものがありますが、ここでは必ず押さえておきたいメニューをあげています。

  1. リスティング広告(検索連動型広告)
  2. ディスプレイ広告
  3. リターゲティング広告
  4. インフィード広告
  5. SNS広告(Twitter・Facebook・Instagram・YouTube)

それでは、各広告の特徴を詳しくみていきましょう。

広告ごとの特徴

リスティング広告

検索連動型広告とも呼ばれる、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに表示される広告です。自然検索よりも目立つ位置に表示されることから、クリック率が高くなる傾向があります。

あるキーワードで検索を行なった人に対して表示されるため、より興味関心・購買意欲が高い人に表示できるというメリットがあります。

掲載エリア】

検索エンジンの上部または下部に表示されます。テキスト形式の広告のため、クリエイティブでの訴求はできません。認知度向上というよりは、興味関心のある人にターゲットを絞った広告であるといえます。

リスティング広告

ディスプレイ広告

Webサイトに設けられた広告枠に掲載される広告です。出稿時に興味・関心等から配信ターゲットを設定します。テキストだけでなく画像や動画なども出稿できるため、クリエイティブでの訴求も可能です。

検索をした人に表示されるリスティング広告と異なり、不特定多数が訪れるWebサイトやアプリに表示されるため、認知拡大に寄与します。

【掲載エリア】

GoogleやYahoo!、その他提携先のWebサイトの広告枠に掲載されます。

ディスプレイ広告

リターゲティング広告

自社のWebサイトを訪れたユーザーに対して、別のWeb上においても表示させる広告です。一度でも自社サイトを訪問している興味・関心の高いユーザーに配信できることでCV率が高まるというメリットがあります。

しかし、個人情報保護の観点からCookie規制が進んでおり、リターゲティング広告の配信には制限がかかってきているのが現状です。

【掲載エリア】

Webサイトや動画配信サイト、アプリ、SNSなどさまざまです。

インフィード広告

SNSやWebサイトなどの媒体に、コンテンツ形式で掲載する広告です。各媒体に適したデザインで広告を出稿できるため、広告らしさがないのが特徴です。

視認性がよいためユーザーの反応率もよくなる傾向がありませんが、広告とわからずクリックしたユーザーにネガティブな印象を与える可能性もあるため注意が必要です。

掲載エリア】

Facebook、Instagram、LINEなどのSNSのほか、Yahoo!やGoogleなどのメジャーな検索エンジンにも出稿できます。

インフィード広告

Twitter広告

SNSの中でも、日本国内で最もユーザーが多いTwitter内で表示される広告です。広告でありながら通常のツイートのようにリツイートやいいね、コメントができるので、二次拡散が期待できることが特徴です。

プロモツイート、プロモアカウント、プロモトレンドの3種類あります。

掲載エリア】

タイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に掲載できます。

Twitter広告

Facebook広告

世界的にアクティブユーザーが多いFacebook内で表示される広告です。実名登録という特徴から、高いターゲティング精度が特徴です。

リンク広告、写真広告、カルーセル広告、動画広告、スライドショー広告、キャンパス広告など種類も豊富です。

掲載エリア】

フィード内やストーリーズ、インストリーム、検索、インスタント記事(※)に掲載されます。

(※)インスタント記事…パブリッシャーがFacebook内で配信するニュースのこと。

Facebook広告

Instagram広告

比較的若い世代での利用が多いInstagram内で表示される広告です。ユーザーの行動履歴や属性データをもとに広告を配信できるという特徴があります。

フィード広告、ストーリーズ広告、リール広告、ブランドコンテンツ広告など種類も豊富です。

【掲載エリア】

ストーリーズ、フィード、リール、発見タブの4つの場所に配信されます。

Instagram広告

YouTube広告

YouTubeアプリやブラウザ上に表示される広告です。ディスプレイ広告やオーバーレイ広告、バンパー広告などがあります。

動画のためユーザーに伝えられる情報量が多く、またYouTubeの視聴者数が増加していることから、テレビ広告並みの宣伝効果が期待されます

【掲載エリア】

動画の前後や視聴中に差し込まれる動画広告の他、おすすめ動画一覧の最上部に表示される画像広告もあります。

YouTube広告

主な課金方式

Web広告の課金方式には以下のようなものがあります。

主な課金方式

クリック課金

ユーザーが広告をクリックすると費用が発生する課金方式です。関心の高い人に絞って効率的に課金されるという特徴があります。

インプレッション課金

表示された回数に応じて費用が発生する方式です。表示1回につき課金されるわけではなく、1,000回表示されるごとに課金されます。

エンゲージメント課金

ユーザーが広告をクリックし、さらにお問い合わせやフォローなどのアクションを起こした場合に費用が発生する方式です。

動画視聴課金

一定の条件で動画が再生されることで費用が発生する方式です。基本的な要件は「再生された秒数」ですが、プラットフォームによって条件が異なるため、事前に確認が必要です。

フォロー課金

フォロワーを獲得するごとに費用が発生する方式です。

広告種類ごとのコンバージョン率(CVR)の傾向

広告種類ごとのコンバージョン率(CVR)の傾向

コンバージョン率(CVR)は広告の種類や業界によって異なります。また、何をコンバージョンとして設定するかという目標設定によっても変わってくるため、一概に平均CVRを算出することは難しくなっています。

以下にコンバージョン率の目安や特徴、改善方法例を挙げていきますが、前述の通りコンバージョン率はあくまで目安としてご覧ください。

リスティング広告

検索をかけたユーザーを対象としているためCVRが高くなる傾向があります。

平均CVR:3〜5%程度

改善方法例:キーワードの見直し、遷移先LPの改善等

ディスプレイ広告

不特定多数が見るため商品・ユーザーの認知拡大につながりますが、CVRは低くなる傾向があります。

平均CVR:0.7%程度

改善方法例:配信ターゲットの見直し、広告クリエイティブの改善等

リターゲティング広告

自社サイトを訪問したユーザーに絞って配信しているためCVRが高くなる傾向があります。一方で頻繁に表示されることによるブランドイメージの低下の可能性も。

改善方法例:配信ターゲットの見直し、フリークエンシーキャップの設定等

インフィード広告

広告性が薄くユーザーの反応率がよい特徴があります。一方で広告と気がつかずクリックしたユーザーにネガティブなイメージを与えることも。

改善方法例:広告訴求文の改善、遷移先LPの改善等

Twitter広告

他のSNS広告に比べて拡散力が高いため、多くのユーザーにリーチしやすい特徴があります。

改善方法例:拡散されやすいような内容見直し、ハッシュタグの活用、ユーザーとのコミュニケーション等

Facebook広告

ターゲティング精度が高く、CVRも比較的高くなっています。

平均CVR:1〜10%程度

改善方法例:配信ターゲットの適正化、クリエイティブ改善等

Instagram広告

ターゲティング精度が高く、CVRも比較的高くなっています。

平均CVR:1〜10%程度

改善方法例:ターゲットに合わせたクリエイティブの改善、配信時間の見直し等

YouTube広告

YouTubeの視聴時間が長くなっていることからCVRそのものはもちろん広告による商品認知効果の増大が見込まれます。

平均CVR:2%程度

改善方法例:目的に応じた最適な広告フォーマットの選定等

最適な広告を選ぶだけでなく、どう運用するかも重要!

最適な広告を選ぶだけでなく、どう運用するかも重要!

種類が豊富で、その目的も多様なインターネット広告。それぞれの特性を理解した上で、自社の商品やサービスの魅力を最大限訴求するという目的を見失わずに広告運用していくことが大切です。

また、広告は出稿したら終わりではありません。インターネット広告のメリットのひとつである「効果検証」を忘れずに、広告出稿後もPDCAを適切に回し、最適な広告運用をしていきましょう。

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